2009年07月04日
AED
最近、街中でよく見かける
AED(自動体外式除細動器)
を、健康番組で使用方法を取り上げていた。
父を心臓発作で亡くしたので、
真剣に使用方法を身につけようと見ていると
「電極の付いたパットは、心臓の位置に2枚貼ってください」
ふむふむ、心臓ね。
でも心臓って右だったけ?
左だったけ?
「心臓と言われると分かりにくいと思いますので・・」
「乳首と乳首の間が心臓です。そこに貼ってください」
乳首と乳首の間。
う〜ん・・
テレビ局の人に聞きたい。
乳首と乳首の間は
寄せ上げブラジャー
を着けた時の乳首と乳首の間でしょうか?
それとも
ぶらんぶらん状態
の乳首と乳首の間でしょうか?
はっきりしてもらわないと、私の場合
5cm以上
は違う。
これからどんどん歳をとって、70歳くらいになったら
乳首と乳首の間に臍
って事になるかもしれません。
公共の電波を使って取扱いを説明するなら、誰もが間違わないように
「その方が15歳の時に、乳首と乳首の間であっただろう位置に心臓はあります」
と説明するのが正しいのではないでしょうか。
ちなみに、乳首から乳首までの距離は
仰向けに寝た状態
と
四つんばいになった状態
ではかなりの差が生じます。
人の身体は年齢と動きによってかなり変化が生じるもの。
これを贅肉地動説といいます。
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AED(自動体外式除細動器)
を、健康番組で使用方法を取り上げていた。
父を心臓発作で亡くしたので、
真剣に使用方法を身につけようと見ていると
「電極の付いたパットは、心臓の位置に2枚貼ってください」
ふむふむ、心臓ね。
でも心臓って右だったけ?
左だったけ?
「心臓と言われると分かりにくいと思いますので・・」
「乳首と乳首の間が心臓です。そこに貼ってください」
乳首と乳首の間。
う〜ん・・
テレビ局の人に聞きたい。
乳首と乳首の間は
寄せ上げブラジャー
を着けた時の乳首と乳首の間でしょうか?
それとも
ぶらんぶらん状態
の乳首と乳首の間でしょうか?
はっきりしてもらわないと、私の場合
5cm以上
は違う。
これからどんどん歳をとって、70歳くらいになったら
乳首と乳首の間に臍
って事になるかもしれません。
公共の電波を使って取扱いを説明するなら、誰もが間違わないように
「その方が15歳の時に、乳首と乳首の間であっただろう位置に心臓はあります」
と説明するのが正しいのではないでしょうか。
ちなみに、乳首から乳首までの距離は
仰向けに寝た状態
と
四つんばいになった状態
ではかなりの差が生じます。
人の身体は年齢と動きによってかなり変化が生じるもの。
これを贅肉地動説といいます。
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2009年07月03日
シャカシャカ
夕食のサラダ。
男がドレッシングの瓶を
シャカシャカ
と上下に振る。
その腕の動きが、無償に腹立たしい。
気がつけば、一ヶ月のセックスレス。
ドレッシングの瓶を
シャカシャカ
するのを見ただけで、男が
マスターベーションしている
のではないかと勘繰ってしまいます。
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2009年07月02日
蕾 第二百三四話
達彦が9歳ならば、麻衣子は母親には若すぎる。
けれども、
達彦の中の恵美子は若く美しいままなのだろう。
達彦が今の恵美子を見たらどう思うだろう。
全てを思い出すだろうか。
それとも、
認める事なく麻衣子を追い求めるだろうか。
麻衣子と恵美子は血が繋がっていないのに、本当に良く似た母娘なのだと感心した。
夕食の時間までには、麻衣子は達彦を手なづけていた。
母のように振る舞い、
自分の言うとおりに達彦を動かせるようになっていた。
それは母親役というより、女王様のような口調だった。
私は達彦の姿を恵美子に見せることが出来ず、
恵美子の夕食だけを寝室に持って行った。
リビングでは、早めに帰宅した舅と麻衣子と達彦が久しぶりに顔を合わせた。
達彦は舅と目を合わせることな、く黙々と食事を摂る。
「パパ、あの頃の達彦のまんまでしょ」
達彦に関心のない舅は、
目の前の病んだ息子を無視するかのように欲望を口にする。
「麻衣子、今日は一緒に風呂に入ろうか」
麻衣子は一瞬躊躇った様子だったが
「うん」
と大きく頷く。
廊下で二人の会話を聞いていた私は、そ知らぬ顔をしてリビングに入っていった。
恵美子は寝たきり。
私は何も言わない。
一番面倒だった達彦は病んでいる。
舅は誰に遠慮することもなくなった。
檻もなく、鎖に制されることもない。
この家の獣が本能のままに動き始めてしまった。
〜つづく
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2009年07月01日
蕾 第二百三三話
家に着くと、達彦は無言のまま自分の部屋に向かった。
引き止めようと思ったが、余計な世話はしないでおこう。
私だけ恵美子の部屋に向かう。
恵美子は玄関の物音を聞きつけて、
身体を必死に持ち上げ起き上がろうとしていた。
「ダメよ、まだ寒いんだから」
恵美子が必死に起き上がった数センチの距離に布団を引き上げて被せ、
恵美子を布団の中に押し込んだ。
「達彦は元気よ。心配かけたのが恥ずかしいみたい」
そう恵美子を窘めた時、
二階から麻衣子の悲鳴と
ドスン
と物音がした。
小走りで階段を駆け上がる。
廊下に麻衣子。
その前には達彦が中腰で居る。
「玲子さん、達彦が・・・」
達彦は麻衣子を恵美子と間違えているようだ。
「母さん。母さん」
そう言って麻衣子の腰にしがみついている。
いつもは冷静で、
そして憎悪の言葉を涼しげに吐く麻衣子。
そんな麻衣子が、
達彦の行動に戸惑っている姿は滑稽だった。
私はこの時とばかりに、いつもの仕返しをする。
「恵美子と間違えてるのね。大変ね麻衣子ちゃんは」
「みんなに恵美子の代わりをさせられて」
「でも、私にとって恵美子の代わりは居ないわ」
「男たちは性欲のためだけに恵美子が必要だけど、私は愛しているから必要なの」
それだけ言って、私は階段を降り始めた。
〜つづく
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2009年06月30日
蕾 第二百三二話
その後なんどか検査をしたが、他に達彦を病院に引き止る理由は見つからなかった。
舅は病状を聞き
「またか」
とだけ言った。
「また厄介者が増えたか」
そう言う意味だ。
麻衣子は腹を抱えて笑い
「達彦らしい」
と言った。
達彦は誰も見舞いに来ることも無く退院の日を迎え、
私は初めて、達彦の「妻」を演じた。
結婚したとはいえ、
式も挙げず、
私の両親への挨拶もせず、
木下の家の外で人と会うことのない私と達彦。
夫婦を演じる必要さえない、仮面夫婦。
しかし今日は
「木下の家内です。主人がお世話になりました」
菓子折りを持って、担当医とナースステーションへ挨拶して回る。
隣の達彦は挨拶はするものの、まるでちょこちょことついてまわる子供のよう。
その立ち居振る舞いは、成人した男の様子とは思えない。
「明日治るか、一ヵ月後か一年後か。それは分かりません」
医師はそう告げた。
自分のこと以外は理解できるが、
自分を9歳児と思っている達彦に仕事はできない。
病院の誰もが私を哀れんだ。
若くして記憶障害を持った夫を持つ妻。
でも、
私は特段大変な事態になったとは思わない。
そんなことより、
早く家に帰りたかった。
恵美子の待つ家に帰りたい。
病院の前でタクシーに乗ると、一目散に家へと向かった。
〜つづく
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2009年06月29日
蕾 第二百三一話
病院は、達彦が勤める会社の近くだった。
どうやら達彦は、会社には行っていたようだ。
「救急車で運ばれた木下達彦の家内です」
受付ですらすら名乗る自分が不思議だった。
4階の病室で、達彦は眠っていた。
身内が来た連絡を受け、すぐに医師がやって来る。
「今は眠っています」
「ご主人、栄養が偏っていたようですね。それと睡眠不足。お仕事が忙しかったんですか?」
医師は妻の健康管理が行き届いていない事を、やんわりと指摘したつもりなのだろう。
「あの・・ケガと聞いています」
私は余計な会話を避け、医師に問う。
「過労でしょう。倒れたときに頭をガードレールに打ち付けたようで」
「大したケガではないんですが、打ち所が悪かったのか・・・」
言葉を濁す医師に苛立つ私。
「それで?」
苛立ちは声に反映され、顎をすくい上げるようにして医師の方を向きもう一度問う。
「外傷性ショックでしょう。一部の記憶、というより自分自身の成長の記憶が途切れているようです」
達彦は住所も名前もすらすら答えた。
しかし、年齢は9歳で止まっている。
日付を聞いても答えられる。
生年月日を聞いても答える。
しかし幾度聞いても、自分は9歳。
「ククッ」
私は俯いて、込み上げる笑いを堪えた。
達彦は逃げた。
淫乱な母親から逃げるために、自分を9歳の子供に仕立てあげた。
恵美子と舅が野獣のように絡み合う以前の、過去に逃げた。
一人脱落した。
あの獣の住家から、一番心の弱い達彦が逃げた。
〜つづく
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2009年06月28日
蕾 第二百三十話
達彦が出て行って十日目の昼過ぎ。
警察から電話があった。
「木下さんのお宅ですか?」
「木下達彦さんという方をご存知ですか?」
電話の向こうで、野太い声の男がこう問いかけた。
私の脳裏には、静かな湖畔に浮かぶ達彦の死体が閃いた。
なぜ、水死を想像したのか分からない。
でも、達彦に他の方法は似合わないような気がした。
私が静寂な風景を思い浮かべ、
安らかな達彦の顔を想像していると、
野太い声の持ち主は私の想像をぶち壊した。
「奥さんですか?ご主人が怪我をされました」
怪我をしたという事は、達彦はまだこの世に居るという事だ。
私は心のどこかに、達彦が戻ることが面倒くさいと思っていた。
このまま、一つでも厄介なことが無くなればいいのに。
私の心は麻衣子に汚染されしまったのだろうか。
残念
という気持ちを隠し、野太い声の警官の言う病院をメモし
「すぐに伺います」
と電話を置き、
すぐに舅の携帯に電話をかけた。
「で、どっちが行く?」
そう問われて、私は戸惑った。
「玲子さんが行くべきだろう。会社を早退して家に戻るからすぐに行っておいで」
私は舅が行くべきものだと思い電話した。
しかし、
世間一般では親より配偶者が親近者として位置づけされるようだ。
達彦にとっては、親も妻も他人と同じだというのに。
〜つづく
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2009年06月27日
片棒を担ぐ
友人に、ある女の素行調査を依頼された。
月曜から有給休暇所得中
と判明。
報告すると、発狂する友人。
女は、友人の旦那と海外旅行。
「どうする?」
「慰謝料請求して別れる?黙って見逃す?」
「別れる気がないなら、知らん顔が一番。そうそう嫁と別れる男なんて居ないから」
昔は愛人だった私が、
今は妻の片棒を担いで不倫調査。
蛇の道は蛇
男に妻を捨てさせた女が、
旦那を捨てられない妻をフォローする。
時代も変わったものだ。
私なら、生理休暇を取るだろう。
「一緒に旅行には行きましたけど、生理だから何もしてません」
愛人も慰謝料を請求される時代。
不倫相談所でも開いたら、儲かるだろうか?
時には妻の味方となり、不倫の尻尾を掴んで夫を取り返す。
もしくは慰謝料請求。
時には愛人の味方となって、慰謝料回避の安全な不倫のコンサルティング。
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2009年06月26日
不幸な代物
旦那のセカンドバッグは
不幸なカバン
開けてみたら、ホテルの領収書が出てくるかも?
旦那の携帯は
不幸な電話
覗いてみたら、女との写メやメールが見られるかも?
旦那の車は
不幸な車
乗ってみたら、長い毛と通ったことない高速の領収書が落ちてるかも?
けれども、女は不幸が好き
旦那が浮気してるかも?
の不安より
浮気してる確証
を掴んで不幸に陥りたがる。
不幸な女は、男のカバンを開ける。
不幸な女は、男の携帯を盗み見る。
不幸な女は、男の車をチェックする。
不幸な女は、不安より不幸が好き。
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2009年06月25日
耳なし芳一
「私のもの」
この暑苦しいのに、ダーリンに抱きつく。
「違うかもよ?誰かに盗られるかもよ?」
心の中では
「ハイハイ!私以上のもの好きが居たらね」
と思いつつも、そこは可愛く
「だったら体中に般若心経を書いておくもん」
と言ってみる。
「お前って肝心なところ抜けてるから、チンチンだけ書き忘れたりして」
小バカにするので
「ええよ。チンチンより手の方がええ仕事してくれるから。チンチンは盗られても」
と本心で答えた。
しかし
「お前のことやから、お経を書いたチンチン舐めてそこだけお経が消えて盗られるかもよ」
だ・か・ら
「ええって。チンチンは盗られても」
「どうせ大した仕事してくれないんやから」
「手はバイブを握れるし、指マンできるやろ。手だけは忘れずに書くから」
夏も近づく怪談シーズン。
手とバイブには般若心経。
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