2009年01月05日

蕾 第百三二話


 部屋は明るかった。

 ソファーにダウンジャケットを脱ぎ捨てた達彦が、ベッドカバーが掛かったままのベッドに私を押し倒す。

  「待って、シャワーを浴びてから」

 恥らいを演出する私に、達彦は残酷な言葉を投げる。

  「母さんが心配なんだろ。シャワーなんかしてたら遅くなるだけだ」

 夢をもって結婚したわけでも、
 達彦に愛を抱いているわけでもない。

 しかし、
 ホテルに誘っておいて、私を現実のそれも一番深いところを叩きつける。
 達彦は私の秘所を渇かせたいのだろうか。

 芝居染みた自分の態度が馬鹿馬鹿しくなり身を起こすと、達彦が覆いかぶさってきた。
 セーターをたくし上げ、キャミソールとブラジャーは一気に脇の下まで持ち上げらる。

 乳房が露出する。
 部屋の空気はまだ冷たく、乳首がキュンっと縮こまり立ったのがわかる。

 その寒そうな乳首を達彦は咥えた。
 パクパクと唇ではさみ、舌で乳首をなぞる。

 明らかに今までのセックスとは違う。
 やはり、今日は最後まで・・・
 私は期待し、達彦の首に腕を回した。

 だが、
 達彦の左手は「ウザイ」とばかりにその手を振りほどく。

 乳首からも離れ、スカートに手を伸ばした。
 タイツが剥ぎ取られ、パンティーも引き摩り下ろすように乱暴に脱がされる。

 いつもと同じように下半身だけがむき出しにされ、達彦の両手に大きく脚を開かれた。

  やっぱり、同じだ

 そう思うと、身体から力が抜けた。

 好きにすればいい。
 舐めたいだけ舐めればいい。

 私は本当は挿入など望んでない。
 ペニスなど必要ない。

 舐めるだけなら、達彦でも女でもどちらでも構わない。
 自分にそう言い聞かせる。

 わざとクリトリスを剥き出し、達彦の目の前に突き出した。

 〜つづく



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haruhara1 at 23:36│Comments(2)TrackBack(0)この記事をクリップ!【小説】 宵待譚 

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この記事へのコメント

1. Posted by 姫   2009年01月06日 11:59
こんにちは☆
この前の続きなんですけど・・・

大晦日に「今年最後」としてやってから
3日間、朝勃ちくんを舐め続けました。

3日めも朝くわえ、
夕方になっていきなり押し倒されました!!!

やった!
努力の甲斐あって、週に1回しかできない
彼の下半身をその気にさせました。


でもアゴが疲れました;;
2. Posted by かずこ   2009年01月07日 22:30
姫さん

下心も疚しい心も、全て「努力」と言う言葉で許されるのです。

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